ゲームオーシャン

ゲームの海を渡っていこう。死ぬまでゲームすると決めたゲーム好きが、プレイ日記やレビューを体裁なんか気にしないで好き放題に綴る、ちょっとあやしいブログ。

専門家ではなく当事者が答える!ゲームが子供に与える影響は?

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 ズバリ、専門家じゃなくて俺に訊け。

一昔前は、なんちゃって研究者やアホメディアなどの暗躍もあって、「ゲームをやると頭が悪くなる」とか「暴力的になる」といった根拠の無いデマに溢れていた時代があった。

現代では専門家による研究が正しく進んでいるのか、そういった謎でクソな主張は淘汰されてきている。

しかし今度は、専門家たちの言葉を使い「ゲームにはメリットとデメリットが共存しており、その特性や付き合い方を親がよく理解する事でゲームは最高のエンタメになる」というお決まり文句で締めるブログやサイトが乱立してきている。

いささか退屈である。

~と言われています。~のようです。の論調はもう聞き飽きた。

 

なので、この記事では子供時代からゲーム三昧の日々を送り続けた当事者である俺が、自分の言葉で「子供のゲームとの付き合い方」について話そう。

こういうコンセプトの記事は意外と少なかったので。

  

 


俺が答えよう

専門家の言葉もいいが、俺の言葉も聞いてくれ。

俺は2歳からファミコンを触り始め、毎日4~5時間はゲームをしながら学生時代全般を真っ当に過ごし抜き、今は無事に安定した社会的地位に落ち着いたモンだ。

専門家の研究結果も大事だが、個人の経験則も大事だと思う。

俺自身の意見も少し入れつつ書いてみる。

 

理解力や問題解決能力、論理的思考能力が上がる?

上がると思う。

難しいアクションゲームをクリアしたり、対戦ゲームで相手に勝つために、頭を使い、練習を繰り返した。学習できない奴はゲームをクリアしたり、対戦に勝つことは出来ないから間違いない。

お前には出来ない。俺には出来る。その事が自信の一つだった。自分の方が見えてる世界が一段階上だと、実感してた。

子供の頃から達成感は沢山味わった方がいいと思うし、勝つことに貪欲な事も生きていくために重要なこと。ゲームやってると賢くなると思うねマジ。

 

読解力や道徳力が上がり、感受性も豊かになる? 

これはある。感じる。

良質なRPGなどは本当に人を感動させたり共感させたり出来るストーリーだったりするし、映像とサウンド付きの文学作品を読んでるのと同じような効果があると思ってる。国語の授業とか結構好きだったしね。

少なくとも俺は、公園で泥まみれになって遊んでる同学年の子供よりは一歩大人な思考ができていた自信がある。人の心の痛みも知ってた。

いま色々と思い出してみれば、「善悪」といった、大人になっても難しそうなテーマの物語のゲームもよくプレイしていたからか、例えば「戦争には『良い者』や『悪い者』がいるわけじゃない」くらいの事は、小3の頃にはとっくに解かってたと思う。オトナだろ?

よく、ゲームのストーリーが人格形成に影響を与えるっていう主張を目にするけど、そういうのもコレに含まれるのかな。 

 

子供コミュニティに加われる?(仲間はずれにされない)

これ重要。

クラスメートがゲームやってたら、その輪に加わるために同じゲームで遊ぶのは必須。

俺の時代の子供コミュニティでは、ハッキリ言って「ニンテンドー64を持ってない奴とは一緒に遊べない」というレベルだった。

中学~高校あたりと違って、ガキの頃は友達は選びたくてもなかなか選べないからなー。ゲームアンチな親を持つ子は悲惨だったね。あれは絶対親を憎んでたハズ。それしか憎むものが無いし。

 

 

 

家族とのコミュニケーションが減る?

減らん。

夕飯は家族でちゃんと食卓を囲んでたし、今日学校で~~したとか、そんな会話も普通にしてたよ。

なんなら、親父と一緒に「スターソルジャー」を攻略したし、母さんと「ぷよぷよ」を対戦して遊んだりしたし。むしろ母さん「テトリス」上手すぎて尊敬したし。

おそらく、コミュニケーションが減るとか言ってる人はゲームに興味が無いって理由で、コミュニケーションを取りに行こうとしていないんでしょ。

せっかく子供が自ら興味を持ってゲームという趣味に取り組んでるだから、一緒に興味を持って見てあげたり会話してあげたりすればいいと思う。

ゲームやってる時に「昨日買った○○はどうだー?」とか言って親父がやって来たりすると結構嬉しかったもんな~。

ちなみに、全然興味無いからって適当な質問ばっかりしててもダメだからな。

「このキャラなんていうの?」とか「強いの?」とかって、どうでもいい事を何回も聞かれたらウザいだけだからな。

 

ちなみに俺はゲームクリアのために、親父に助けを求める事も結構多かった。

3歳か4歳くらいの時に「トップガン」っていうファミコンゲームやってて、普通に死ぬほど難しいゲームだったので親父にヒントをもらったり、「LEFT」や「RIGHT」といった英単語を知らないとクリアできないような感じだったので、そのシーンになると母さんを呼んでフォローしてもらったり。

 

目が悪くなる?

ゲームをやってて目にいいなぁ~♪と感じた覚えは流石に無い。

しかし極端な視力低下は無かったし、学生時代に不便を感じた事もなかった。

むしろ高校くらいになるとガリ勉くんの方がよっぽどメガネ率高かったし。

大切なのは子供がゲームをしてる時、

・部屋が十分に明るいかどうか

・画面に必要以上に目を近づけてしまっていないか(無意識に近くなってしまう事もある)

を注意して見てやることかな。

ゲームに関しては比較的放任的な親だったと思うけど、少しでも暗くなってきた部屋で電気点けずにゲームやってるとソッコーで怒られてたね。

 

頭が悪くなる? 

ならない。どんな毒薬だ。

頭は悪くならないが、勉強しないせいで成績が落ちる子はいるかもな。しかしそれはゲームで遊ぶからではなく、勉強をしないからだ。

ちなみに俺は小学生時代には「ゲームばっかしてないで勉強しなさい」と言われた事は無い。小学校の頃は家で勉強なんかしなくても、学校で真面目に授業を聞いてるだけで学年トップ付近をキープできてたからね。

子供の不出来を何でもかんでもゲームのせいしたら良くないぞ。

 

運動不足で体力が付かない?

不健康でなければ別にいいんじゃない、ってのが俺の意見だ。

昔はどうったか知らないが、少なくとも現代は意地になって体力づくり!ってがっつく必要は無くない? 普通に体育の授業を受けてりゃ十分っしょ。そのための体育だ。

そりゃーテレビの前から全く動かないクセにポテチばっか食っててデブになったなら問題だけど、それはポテチが原因だからな。

デブの逆にガリ細でも困るけど、でもゲームやりまくってた友達の中にガリ細で今にもポッキリ折れてしまいそうな奴なんて居なかったからなあ。居たとしたら、そもそもちゃんとした飯を食ってるのかってことを疑うよ普通。

とにかく、ゲームまみれ友達の中で不健康な奴など1人も居なかった。

 

ゲーム依存症になる危険性が有る?

その危険性は有ると思うけど、ゲームの事をあんま知らないママパパが考えてるゲーム依存症って、それって本当にゲーム依存症?

ゲーム依存症ってマジすげーからな。食事をする事も忘れてガチで飢餓状態になってたり、ずーっと同じ体勢でゲームし続けてて脚が壊死になって切断したとか、施設に入れなきゃならないレベルでコミュニケーション不能になったり。

そういうのがゲーム依存症であって、毎日学校から帰ってきたら即ゲーム機の電源を投入、夕飯の時間になっても「ちょっと待っててー!」とか言い出すのは、せいぜい「ゲーム好きが過ぎる」という程度だ。

その見極めをすべし。・・・って言っても、小学校~高校を出てゲーム開発系の専門学校に入って、ゲーム好きが集まりやすそうな会社に入って数年が経ち、一度転職を経験した今でも、ゲーム依存症のやつなんて見たことが無い。

心配し過ぎなくても大丈夫じゃない?

ゲームが好きすぎてテスト勉強しなくなって成績が落ちても、死ぬことは無いからとりあえず落ち着いてくれ。

 

 

 

ルールを作ることは一概に有効か?

ふと子供の将来が心配になった親が、突然ルールを作り出すなんてのは、よくある事らしい。

我が家もそうだった。俺は暴れはしなかったが、親への反感はかなり強かった。

でもそれは、ゲームが満足にできなくなってイライラしたからじゃない。

友達付き合いや家族とのコミュニケーションをないがしろにした覚えはなく、学校での勉強の成績が下がったわけでもないのに、ろくに説明もせずルールを作ることにした親の浅はかさに対する失望と、自分への信頼の無さに怒りを覚えたからだ。

小3か小4の時だったと思うが、この頃すでに自分がゲーム人間だって事は自覚できていて、その上でコミュニケーションとか勉学のコントロールは自分で出来ていた自信がある。

そこに突然謎の押し付けルールが介入してきたら、気に入らないのも無理ないと思う。

ということは、「子供と一緒にルールを考え、守らせることが大切です」を、あんま深く考えないで実行しようと考え付いたところで意味が無いと、俺は思うね。

 

よって、1日1時間、宿題が済んでからというルールを守るつもりは最初から無かった。

しかし大っぴらに破ると怒られてウザいので、深夜3時から4時頃にこっそり目を覚ましてゲームをした。現代であれば携帯ゲーム機やスマホが普及しているので、たとえばトイレでプレイするといった事も容易だろうね。

あとは、ゲームしない代わりに宿題も一切やらず、暗く黙り込む振りもした。

その振りがバレてたかどうかは知らないが、たとえその行動が生意気に映っていたとしても、親としてはその状態が好ましくなかったのは間違いない。俺をパワーで抑圧する事が目的ではなかったハズ。

 

たしか1ヶ月程そんな感じが続き、最終的にどうなったのかというと。

俺と両親との3人の席をちゃんと設けて、親父が「なぜ勉強が大切なのか」をちゃんと俺に説明し、このままゲーム廃人になってしまったらどうしようと不安の内を語りながら徐々に目に涙を溜め始めた母さんを見て、ルールを作るに至った根拠をちゃんと理解した。両親の姿勢と言葉と想いがしっかりと響いたというわけだ。

その上で、ルールが無くても大丈夫だと伝えて、そういった不安を極力抱かせないように気を付けると約束し、成績が悪化してきたら今度こそルールを作るということに決めた。

 

子供のゲームと付き合うためのルールは、子供と一緒に作ればいいってもんじゃないと思う。

「それならウチは子供がもっと小さいうちから、ルールはルールだと教え込もう」とか考え出す人がいるかもしれないが、それもそのうち破綻する。

小学校に上がって出来た友達の家には、そんなルールは無いんだからな。むしろ、そういったルールを課せられていたクラスメートの事は哀れみ、どこか見下していた覚えさえある。

なんでウチばっかり・・・と子供が考えるようになっては、結局火種になる。

楽な方法なんか無いから、子供と本当の意味でしっかりと話し合えってこったな。

 

さいごに

俺にとってゲームは人生の一部。

こんなに楽しくて自分を出していけるコンテンツは無い。

ゲーム技術は今でも進歩し続けていて、これからはVRゲームの時代がやって来るかもしれないという時期。この年齢になっても日々ワクワクしながら過ごせる趣味を持っていることは幸福だと思う。

今思えば、ガキの頃に本格的にゲームを没収されていた可能性もゼロではなかったと思うとゾっとする。

親をどんだけ不安がらせたか測る術は無いけど、慎重に、寛大に、かつ忍耐強く見守ってくれた両親には感謝しなくてはな。