ゲームオーシャン

ゲームの海を渡っていこう。死ぬまでゲームすると決めたゲーム好きが、プレイ日記やレビューを体裁なんか気にしないで好き放題に綴る、ちょっとあやしいブログ。

【94】【斑鳩】感想:何をすればいいのか直感で理解できる完成されたシステムのSTG

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2018年5月30日に、(好きかどうかはともかくとして)シューターなら全員知ってる程の有名タイトル「斑鳩」がニンテンドースイッチで配信される事になったようです。

そのニュースに影響されて、久々にXboxAC版を起動。

なんちゅう面白さだよ、斑鳩!

というわけで、スイッチ版を購入しようと考えてる人向けに、このゲームのレビューを書こうと思います。

 

 

 

しかし、だ。一体どんな客層がこのスイッチ版を買うんだ?

1.斑鳩勢が当たり前のように買う

2.STG勢が何となく買う

3.パパ層が何となく買う

圧倒的に1.な気がしてならないんだが。

そして、彼ら向けに今さらレビューなんか書いても仕方ない気も・・・(笑

 

どんな奴でも一瞬で理解できるゲームシステム

このゲームの最高に素晴らしい思う点は、基礎ルールとスコア稼ぎのシステムが一体化しており、しかもとてもシンプルで完成されているという点。

自機と同じ属性(色)の弾は当たってもミスにならず、吸収できる。

わりやすいな?

これを理解できないゲーマーは存在しない。

 

次に、スコアはどうやって稼ぐのかというと、

同じ属性(色)の敵を3機ずつ倒す。

わかりやすいよな?

属性は2種類、白と黒が存在するので、例えば白を3機連続で倒せば1チェイン達成となり、ボーナススコアが入る。

白白白→黒黒黒→黒黒黒→白白白→黒黒黒 というように倒せば5チェイン。

白黒黒とかはダメ。

「~~中に敵を倒すとどーたらこーたら」とか、「このボスのあの攻撃の時にどうこうするとどーたらこーたら」とか、そういう局所的な知識はスコア稼ぎには必要なく、最初から最後まで一貫して、チェインを繋いでいくことのみがハイスコアへの道。

スコアアイテムやパワーアップアイテムの類も一切登場しない。

このゲームに不要なものはとことん削ぎ落とした、完成されたシステムなのだ!

何をすればいいのか、ここまで直感的に理解できるSTGは意外と少ない。

 

このルールゆえに、斑鳩のスコア稼ぎはパズル的な要素を含んでいるため、他の多くのSTGとはだいぶ毛色が異なっていると言える。

とりあえず、ただ撃ちまくっていても爽快感は薄く、あんま面白くない。

どのようなポジショニングをして、どのような順番で敵を倒せばチェインが繋がるのか、それを自分で考え、時には他者のプレイを参考にして、自分で実践し、成功した時にこそ半端ない達成感が得られる!

それがシーンによっては爽快感に変わる。

斑鳩の面白さとは、何となく肌で感じるものではなく、苦難を乗り越えるたびに手応えとして得られる確かなもの。

他人に面白いヨって言われて「知る」ものではないのだ。

なので、俺のブログなんか読んでないで、実際に買って遊んでみてほしい。キリッ 

コトブキヤ 斑鳩 飛鉄塊 斑鳩[白] 1/144スケール プラスチックキット

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演出とグラフィックが最高に素晴らしい

「最高に素晴らしい」とかってボキャ貧すぎてなんかヤバイが、本当に最高に素晴らしいのだから仕方ない。

まずはゲーム画面のイメージを見てほしい。

 

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2001年のゲームにしては異様に美しいと思わないかな?

ポリゴンや画質の質といった映像技術的な部分もかなりハイレヴェルだと思うのですが、白い光と黒い光と無機質な灰色で統一されて纏め上げられた色彩が芸術の域。

薄暗い背景と戦火の光が、斑鳩のバックストーリーに雰囲気によくマッチしています。

たとえそこに「斑鳩 -Ikaruga-」のロゴが無かったとしても、「この色彩は・・・斑鳩?」と思わせる事ができる作品はそう多くはない。

 

ちなみに、アルカディアでベストグラフィック賞を受賞した事がある。

選考した人はよく分かってるな!

 

↓斑鳩のゲーム画面はとにかく色合いが美しい。

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斑鳩の演出の良さと言えば、シーンとBGMのシンクロニシティ。

背景が高速スクロールに切り替わったり、ボスが登場するタイミングに合わせてBGMが盛り上がるように調整されていたり、といった、STGでは時々見かけるアレ。

斑鳩の場合は「ボスが登場するからBGMがとりあえず盛り上がる」といった単純さに終わらないところがアツい!

絶望、勇壮、悲哀といった様々な雰囲気を漂わせるシーンを、BGMがリードして表現している。

斑鳩はバックストーリーのあるゲームですが、たとえそれを知らなくてもBGMひとつから何かを感じ取れることもあろう・・・。っていうレベル。

 

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コトブキヤ 飛鉄塊 斑鳩[黒] 1/144スケール プラスチックキット

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難易度がバカ高い

斑鳩信者な俺が言っても説得力は薄いですが、斑鳩の悪いところを挙げよって言われても思いつく箇所が無い。・・・と言いたいところだけど、そうだ、一つだけあったぞ。

ムズすぎる。

ワンクレでクリアできるようになるには、それなりの修練を要します。

斑鳩の面白さは練習と学習を重ねてチェインを繋げられるようになって得られる達成感から来るというのに、チェインどころかそもそもムズすぎてなかなか先へ進めないようにするってのはちーがーうーだーろーッ!

そりゃたしかに、ムズいステージをクリアして得られる達成感っていうものもあるけどサ、それにしても2面あたりから既にムズすぎるんだよなぁ。

↓左から、2面、3面、4面。

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まぁ。静止画を載せたところで難しさなんて伝わるはずないんですけどね。

とにかく、このゲームは普通にエンディングを観るだけのプレイングでも相当難易度が高いので、難しい物に挑戦する事の中で楽しさを見出せるタイプの人でなければ、買って後悔してしまう可能性がある。特に、STG初心者の人は。

購入を考えてる人は自分の性格とよく相談してみよう!

 

しかしこれだけは言っておこう!

肌に合わない人もいるかもしれないけど、

良いゲーム作品であることに間違いは無いと思う。

ゲームという作品に芸術性を見出すタイプの人には無条件でオススメしたい。