いやー・・・ははは・・・ 俺こういうのは専門外なんですが・・・w
■重大なネタバレは全く、または殆どありません
■重要なネタバレは少しだけあります
■重要なネタバレを含む記事のため閲覧注意
祝姫ってどんなゲームよ? って人は、まずはこちらを。
第2章に突入して、呑気なBGMと共に最初に出てくるシーンがコレ。
セチュの王様とかいうキモい奴と、一国のお姫様がチェスのような等身大ボードゲームで勝負するという謎シチュエーション。
・・・・・・。・・・・・・・・・あれ?
俺、さっきまで「祝姫」してなかったっけ・・・? っていう。
このキャラの絵のテイストはひどいw
こんなギャグっぽくて、どこかメタっぽいノリに繋がっていきそうな感じを出しちゃうの、このゲーム?
って、思ったよ最初は。
それが、結局のところギャグでも何でもなくて、ある瞬間を境に一瞬でホラーな雰囲気に切り替わるのだから面白い!
これから自分の指とか目玉を引っこ抜かれるっていう子がのほほ~んな感じだったので、何かの比喩的な表現かと油断していたが・・・まさかホントにイカレた展開がやって来るとは思わなかったね。
まぁ、第1章でも何度か経験したけど、夢オチっていう。
ただし意味も無い夢オチではなかろうとは思うので、今後のストーリーにどう絡んでくるのか楽しみだね。
夢を見ていたのは3年生、つまり先輩の女の子「美濃部 鼎」(みのべ かなえ)。
左から二番目のツンテールの先輩な。
この人が魅力的なんだよまた。
美濃部先輩は基本的に抜けてそうで、何よりダルがりな人。
喋り方もすっげーダルそう。
艦これの北上さんの感じに似てると思ったら、同じ声優だった。
しかし、抜けててダルそうというのは表面上の話。
本当はとても賢く、抜け目が無い人なのだ!
ギャップ好き的に、そこがイイ!
学校で教えられる知識というよりも、生きていく上で必要な知識や知恵を備えていて、いざというとき意外ではそれを無闇に披露しないタイプ。
頼りになる先輩ってイイよね・・・。
背はちっちゃくても頼りになる先輩とか・・・そのポジションが素敵。
美濃部先輩はとにかくありのままの自分を隠す。
基本的にいつでも飄々としてて、一番やる気無さそうに見えるのに本当は誰よりもシャチホコ部(ボランティア部)の活動に熱心だとかさ、そういうトコが最高。
夢も持ってるぜ!
「いつか冒険に出る」という夢を!
先輩「冒険はね、カレンダーに予定を記す旅行なんかとは違うのだよ?
ある日、突然!
未知なる国へ冒険に行かなければならなくなるものなのさ」
おー、おう・・・?
なにその風のロンリーウェイ的な。なんかカッコイイ。
まぁどこまで本気なのかよく分からないけど、夢を持ってそれに向かって毎日キラキラしてる様っていうのは素敵なことだね。
自分のよく見る夢の世界での冒険の話をする時の先輩が、可愛すぎて死ねる。
美濃部先輩と会話を重ねていくうちに、涼は少しずつ彼女を好きになっていく。
もっと先輩の事をもっと知りたいと思っていくようになる。
涼・・・、お前分かってるヤツだな・・・。俺も同じ気持ちだ。
そんな先輩ですが・・・
夢の世界ではかなーり酷い目に遭わされてます。
まず謎のバケモノの触手的なもので、太ももとお腹と両胸の乳房をブスブス刺される。
先輩「やめッ、・・・てッ、・・・抜い、・・・・・・ああぅぐッ・・・!!
ぅあああが、ぁあがああぁあああッ、あ、
・・・がか、かッ!!!
あぉおおぁあぉおおおおおぉぅぅう・・・ッ!!」
・・・・・・。(゚Д゚;)
俺はこういうのは趣味ではないのだが・・・ というか、こういうゲームだったのw
ちにみにこの触手っぽいもので刺されると、その部分にぶっくりと斑模様の瘤が出来上がるというグロテスクな代物。
そんなモノでおっぱいを刺されるとか・・・、い、痛い痛い・・・。
なんという鬼畜エロゲー的な表情なんだ。
しかし、だ。
こういうので興奮しちゃう人たちの気持ち、すこーしだけ分からないでもないような気がしたw
中の人の演技が結構イイんだよな、きっと。
この事件によって、先輩はバケモノと化します。
涼がコクって、美濃部先輩も涼を好きだったので、両想いでカップル成立・・・
しかし、美濃部先輩がちょっとアヤシイことを言い出したぞ!
先輩「(もっと早く会えていたら)
・・・一番綺麗な私で・・・出会えたのに・・・」
一番綺麗な自分を捧げたいという乙女のココロ、痛いほどに伝わる・・・。
先輩! 俺は、胸が苦しい・・・!
先輩「本当に・・・、・・・私の本当の姿・・・
受け入れて・・・、くれる・・・?」
お、おう・・・。
先輩「・・・はは。
・・・後悔、・・・したらぶっ殺すからー・・・」
デデーン!!
いやー・・・ハハハ・・・
ちょっと無理かな・・・。
本当に素敵な先輩だと思って少しずつ好きになっていったキャラなんだけど、最後の最後でバケモノ化した姿を見て、正直引きましたねえ。
キャラ愛が足りねえ!とかって言われるかもしれないけど、これが素直な気持ちよ。
モンスターとは付き合えねえ・・・。
ゲームキャラとして好きなのは間違いないんだけど、ちょっとリアルに考えてみて愛せるかどうかって話な。
俺には100%無理だ。
それが浮き彫りになり、ある意味で第2章では面白い体験が出来たw
ちなみに、バケモノ先輩は更なる巨大な謎バケモノに文字通り捻り潰されてあっけなく死亡。
もう悪夢すぎて何が何だか・・・w
目を覚ますと、そこには先輩の無事な、明るく飄々とした姿が・・・・・・
・・・と思いきや。
なかなか安全地帯に返してもらえないのであった・・・。